2007年、代々木

今回は、パワーコンテンツジャパン株式会社の組織ヒストリーについてお話しします。

天才塾始動

2007年から天才塾がスタートしましたが、組織としては一人の事務スタッフを雇うところから始まりました。

この頃は、単純に自分の仕事が中心でした。当時私は行政書士業務もしていましたから、行政書士業務と天才塾のコンサルティングの両方の事務をしてくれる人が必要でした。それでまず一人採用し、天才塾の会員数が増えて仕事が増えてきたので、もう一人スタッフを採用したという流れです。その次にデザイナーを採用しました。そうして四人体制になりましたが、ここまでで3年くらいです。

このときは、週3回勤務を2人という採用の仕方をしていました。フルタイムで1人だと、その人になにかあったらスタッフが誰もいなくなってしまうからです。リスクヘッジのために、週3勤務のスタッフが2人いればいいだろうと考えました。

勤務スタイルは、月水金が1人と月火金が1人という仕組みです。月曜日は私も含めて全員が顔を合わせます。火曜日と水曜日はそれぞれのスタッフが私と一対一。木曜日は誰もこない。この木曜日が作業日ということで、私の中の調整日になっていました。金曜日はさらに全員顔を合わせて、また来週につながっていきます。

その後に採用したデザイナーさんも週3、4日勤務でした。この4人は年齢的に近いメンバーだったので、割と長続きしましたね。当時は代々木にオフィスがありましたが、その後にもう1人入れようとしてもどうもうまくいかなくて、私を含めた4人の壁がなかなか破れなかったところがありました。

当時は採用について全然何も考えていなくて、面接でなにを聞けばいいのかというようなことも全然考えていませんでした。通り一遍のよくある面接のやり方をしていて、質問リストみたいなものもネットや本などから引っ張ってきていましたね。

会社でも、当時理念があったかといわれると難しいところです。「理念が大事」「ミッションステートメント大事」というようなことを聞いていたので、なんとなく作ったものはありました。ですが、作って満足してそこで終わりということが多くて、使ったことがない。おそらく、当時の社員に理念について聞いても「わからない」という回答がくるんじゃないかと思います。

その頃は、経営者としてよりも起業家としての自分の位置づけが非常に強くありました。「マネジメントは苦手です」と言ってる自分で良かったというか、そういう自己認識がありました。「組織とかほんとに苦手で、でも売り上げは上げてる」みたいな、そんな自分がいいみたいな。そういうところがあったのかなと思います。

代々木から四谷にオフィスを移転

組織についてはその頃いろいろ落ち着いてはいました。ちょうど代々木から四ツ谷にオフィスを移転することになって、3倍ぐらいの広さのオフィスになったんですね。代々木にいたときは、実は同じビルの中で、3階から2階へというふうに、3回オフィスが変わっています。面積は倍々になってきていて、十数平米から二十数平米、四十数平米ときて、今はその3倍くらいです。

代々木は結構好きな場所ではあったんですが、弊社の場所の選び方としては、地名が全国に通じることが最低条件です。「渋谷区代々木」という地名はどこの人がいても通じるかなと。日本人なら渋谷が通じない人はいないだろう、ということで代々木にオフィスを構えていました。

転機のきっかけになるひとつのことが、自分のコンサルティングビジネスがマンネリ化していたということです。安定はしていましたが、死ぬまでこの状況で終わってしまうのかなと考えたときに、どうしてもやりたいことというのが見つからなかったんです。

そこで、もう少し自分に負荷をかけようという気持ちもあって、オフィスを移転することにしました。当初は新宿界隈で探していて、候補としては新宿三丁目、新宿御苑、四谷っていうのが候補でした。今いる四谷のオフィスは最後の最後に出てきた物件です。少し前までは新宿三丁目でもほぼほぼ決定かなと思った時期があったんですが、とある縁で別の物件を紹介されたときに、その物件を一発で気に入ってしまったんですね。

それまでに紹介してもらった物件も悪くはなかったんですが、場所が入り組んでたり内装工事が必要だったり、ベーシックなところが多かったりして。ここは作りが格好いいので、ここしかないといって決めました。

そして「会社として経営していきたい」というので、2011年の11月ぐらいから四谷で始めました。四谷に移ったときにさらに3人採用して、5人プラス私になりました。これで家賃も倍以上になるし、負荷かけて頑張っていこうということで、スタッフも結構無理して増やしました。

組織について真剣に取り組み始める

最初はやっぱり馬力があるんですが、結局は経営とか組織に関しては何か変わったわけではないので。ただ負荷が強くなっただけで。一身上の都合とかで、ちょうど立て続けに社員が辞めていったという状況もありました。

2013年の5月か6月ぐらいに、最終的にまた2人に戻ってしまった時期があるんです。一年に5人とか6人まで増えたのに、これはダメだろうと。広いオフィスでまた2人に戻るのかと。そこで、これはまずいと思いました。

そこで、本格的にやっていかなきゃいけないということで、1人新しく事務スタッフを採用して、知り合いの経営者に、「うちの会社に入ってちょっとサポートしてくれ」ということで入ってもらって、4人体制になって復活したという経緯があります。