我妻さんへ(2020年12月3日投稿記事)

【Think more.】我妻さんへ

おかげさまで、「会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業」重版がかかりました。取材にご協力いただいた皆様、書籍を買ってくださった皆様、SNSで紹介してくださった皆様、さくら舎の皆様、そして我妻かほりさん、ありがとうございました。まだこれがゴールでも何でもないですが、まずは著者としての重責を果たせた気分で朝からほろ酔いです。呑んでませんけど。
「お母さん、明日からぼくの会社はなくなります」が角川フォレスタ(当時)から出版されて約6年。この書籍は、当時角川に在籍されていた我妻かほりさんとつくりました。結果としては、重版かからず、私は大量の在庫を抱えるという顛末で、そのあたりの爆死具合は皆様もご存知だと思います(苦笑)。
ただ、「おかぼく」をつくっている側としては、本当に必死でした。本当に絶望したとき、人生もうダメだと思ったとき、人はどのような言葉をかけられたら、立ち直れるか。これが「おかぼく」のテーマでした。そして、我妻さんと何度も何度も打ち合わせを重ねて出てきたメッセージが、
「大丈夫、きっとうまくいくよ。」
というもの。そのメッセージを伝えるには、小手先のテクニック論に終始するのではなく、自分がやってきたことで勝負するしかない。ということで、開業から4年間のすべてをぶつけ、かつ実用書としても使える内容を、ということであのかたちになりました。私としては、いまでも自分の中では最高傑作だと思ってますし(もちろん、これからもそれを超える書籍を書くつもりではいますけど)、いま読んでも色あせていない内容だと思ってます。でも、当時は時代の波に乗れなかった。その後、我妻さんも角川を退職され、フリーに。私もそれからは、書籍を書く強い動機もだんだん薄れていき、個人活動も様々な事情によって自粛(全国セミナー休止とか)。「士業を極める技術」で復帰したものの、これもここでは書けない事情でなかなか広めることができなくなっていました(秘密)。
そして2019年。もう一度、横須賀輝尚として活動を本格的に再開しよう。とあることをきっかけに、もう一度、もうひと花咲かせよう。そう考えるようになりました。このままじゃ終われねえ。こんな美肌なのに、どこか野生のギラギラしたものを持っているんですアタクシ。そんなとき、再会したのが我妻さんでした。
「もう一度、本を出したい。ビッグインパクトのある本を。」すぐに対応してくださった我妻さんは、複数の書籍案を早速企画。いくつかの出版社に当たってもらうも、なかなか自分たちとしても出版社としても決め手となるものができず…その中で起きたコロナ禍。ここから一気に進みました。
2020年7月に企画成立。例によって8月中の6日間ほどで執筆。しかもこの間、LP執筆依頼も大量に抱えた中だったんだぜ。それでも関係なく書き続ける日々。小堺先生はじめ、書籍に掲載させていただいた方に取材を続け、最終的に脱稿。そして11月7日ついに出版。出版後、1ヶ月を待つことなく重版され、ひとつ階段を上がった気がしました。
我妻さんも早速重版については、Facebookで投稿してくださって。コメントに「ようやく恩返しができました」と。いや、違うんです。恩を頂いたのは私。「おかぼく」がなければ、いまの私はなかったんです。コンセプトも、横須賀輝尚というストーリーも。「おかぼく」があったからこそ、いまの個人活動の再開ができたのだと思います。
そういうわけで、この投稿は我妻さんに捧げます。
6年越しの重版ですね(笑)
うむ、この投稿格好良いな←そういうこと書くからダメなんだよ
そういうわけで、次の重版はよはよ!!!
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08P53H1C9/

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士業・コンサルタントのための無料オンラインサロン四谷会議です。「四谷会議」は、「新しい法律実務家の世界を創る」をミッションに日々活動し、士業の未来研究を行う横須賀輝尚の企画と頭脳、研究結果を公開し、あなたとともに「もっと考える」を身に付けることを目的としたオンラインサロンです。一般的なオンラインサロンと比べるとコミュニケーション性はやや薄め。基本的には横須賀輝尚が考えていることや継続中のプロジェクトの進行を記事で知ることができ、また企画にも参加ができる思考力を深めるためのオンラインサロンです。コンセプトはGet “Think more.”。Facebookグループアカウントがあれば、すぐに無料で入会できます。

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