イベント企画の思考回路(2019年5月4日投稿記事)

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横須賀輝尚です。まだ連休続いてんのか。おはようございまーす。

連休で読んでいる人も少ないでしょうから、さっぱり進めていきます。さっぱり。

今秋に控えたイベントのまとめです。

・15周年記念イベント
・映像作品をつくる
・映像作品はyoutubeに投稿
・youtubeが広がったら、PCJのプロモーションになる
・イベントそのものでは儲けない(儲からない)
・広がるためには、広告宣伝では駄目
・パブリックになにか貢献するものでないといけない
・THE BOOM、1型糖尿病だけの集客は厳しい
・なにか「法律」を絡めたコンセプトがつくれないか
・最終的に、お金と時間をかける以上、会社に貢献しなければならない(←ココ重要!)

・法律をコンセプトにしたイベントが良いだろう
・自己満足で終わってはいけない
・1型糖尿病関連で、なにか法律の問題はないか

パワーコンテンツジャパン株式会社15周年ということで、なにかをやろう・つくろう。でも、セミナーじゃつまらないから、なにか別のイベントを。それを映像作品にして、youtubeにアップ。シェアされることで、パワーコンテンツジャパン株式会社のプロモーションに最終的につながれば。でも、自己満足になってはいけないので、考える必要がある
。音楽イベントだけでは意味がないし、なにか「法律」を絡めた世の中に貢献できるイベントにしたい。

はい、ここまできました。

昨年12月に、このアイディアを山川浩正さん(ex.THEBOOM)に話したところ、快諾。そして、日本IDDMネットワークという1型糖尿病の団体の大村専務理事を紹介していただき、PCJに来ていただきました。

なにか1型糖尿病関連で、法律の困りごとはないか?と伺ったところ、様々な課題があったんです。まず名前。「1型糖尿病」は、いわゆる世の中で言われる「糖尿病」とはまったく違います。一般的に言われる糖尿病は「2型」。この名称を変えたい。変えるにはやはり法律を変えるしかない。

そして、最大の課題が医療費の問題です。ざっくり言うと、成人になるまでは、月々の医療費負担は数千円。これが一部の例外を除いて成人してしまうと、月々に数万円まで跳ね上がってしまうそうなんです。これは最大に変えていきたい点。

ほかにも細かい問題は山程あるのですが、あとは世の中への啓蒙ですね。1型糖尿病は、何度もお伝えしていますが、インスリン注射さえ打てば問題のない病気。感染ることもありません。でも、理解がないと幼稚園・保育園の類には入れてもらえなかったり、中には結婚が破談になるケースもあるんだとか。知らないってことは本当に罪なんだなと思います。

だから、1型糖尿病関連でやらなければならないことは2つ。ひとつは法改正。もうひとつは世の中への啓蒙。そうすると、今回のプロジェクトはどちらも当てはまり、やる意義というのが見えてきます。

でも、まだこれだと士業には関係ないというか、あくまで私が山川浩正さんとの関係性とパワーコンテンツジャパン株式会社15周年というのをつなげただけで、このオンライサロンのメンバーにとっては、まだ蚊帳の外感があるはずです。

このオンライサロンも、基本的にはROM専中心の大人しいオンライサロンですが(笑)、このイベントにはぜひ積極的に一緒に取り組んでほしいと思ってます。でも、まだこの段階では他人事なんじゃないかと思うわけです。

1型糖尿病って言っても、ピンとこないでしょう?家族親族間にそういう人がいればわかると思いますが、普通は他人事です。私はTHE BOOMのファンだったこともありますが、実際に山川浩正さんとお会いして、その誠実性だとか大変さとか、活動意欲(理念みたいなもの)を知って、単純に応援したいと思ったからこそ関わってますが、普通はピンとこないはず。

それなら、中身そのままにコンセプトを変えよう。そう考えました。

士業は法律を取り扱う仕事で、新法施行や法改正を追ったりすることもひとつの仕事だと思いますが、この法律がどう変わるか、どうやったら変えられるか、そういう中身のことって意外と知らないでしょう。

なんというか、法律を扱う仕事なのにその全体と実態を知らず、ただただ決められ変えられていく法律に従わざるを得ない状況になっている。ほぼ無意識に。

そこで、「法律を変える」という活動に取り組んでみないか?というのが今回のイベントの提案です。もちろん、具体的になにかに参加してください、というよりはこの動きを学んでみませんか?に近いです。

1型糖尿病をアイテムに、法律を変えるプロジェクトに参加する。これなら意味があるでしょう。正直、士業なのに法律の成り立ちがわからないのもどうなのよ、っていう意見もあるかと思います。

で。大村専務理事の話に戻りますが、糖尿病に関しては超党派の議員連盟っていうのがないそうなんです。で、もちろん法律を変えるっていうのは、1日でできるものではなく、数年単位の話になるのが普通です。ですから、1日のイベントをやったところで…みたいなところはあるわけです。

でも、はじめなければ当然なにも変わらないってわけで、まずは嘆願するところから始めよう、と。そして1型糖尿病関連の法律課題はわかったので、次に必要なのは議員さんですね。

この時点だと、トークイベント(法改正)、ミニライブ、トークイベント(1型糖尿病)、嘆願という流れが頭の中でなんとなくできてきます。

で、議員さんといえば当然あの人です。元榮太一郎さんですよ。年末までにアポを取って、年明けすぐに会いにいきました。で、イベント開催&出演の承諾までいただいたところで、ようやく役者がそろったわけです。

投稿長っ!
このあたりで仕事に戻りまーす。

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