初のノンフィクション・ドキュメンタリー

もうタイトルを公開しちゃっても良いでしょう。

来週、POWERCONTENTSPUBLISHING(弊社の出版部門)より新刊が発売となります。タイトルは

「なぜ、僕らは負けるとわかっていても、依頼を受けるのか」

です。ノウハウ本じゃありませんよーそして、協力はしましたが、著者も私ではありません。この本は、ノンフィクション・ドキュメンタリーの本です。こんなのなかなか他の出版社じゃ企画通らないでしょう(笑)。だからこそ、POWERCONTENTSPUBLISHINGでやる意味があるのです。著者は弊社もすっかりお世話になってしまっているライターの金子千鶴代さん。彼女が半年かけて取材し、また半年以上かけて執筆した超大作です。

コンセプトをわかりやすくいえば、ノウハウを買って読むのではなく、彼らの魂を感じる。そういう本です。

出演(というか取材対象士業)は、手塚宏樹司法書士、吉川直子社労士、川添賢史行政書士、公門章弘税理士、そして我らが菰田泰隆弁護士です。彼ら彼女らの共通点は「高難度業務」。そして、自分なりのポリシーとでもいいますか、プライドを持って仕事をしている方々。それぞれ、様々なところでメディア露出されていると思いますが、残念無念。本当の魅力はまだ表に出ていないのです。

手塚宏樹司法書士のテーマは「自由」。司法書士の業務をしながらいかに自由を手に入れてきたのか。そして、なぜ自由をテーマに生きている彼が、「相続」を取り扱うのか。そこには見えないつながりがあった…みたいなストーリー。正直、原稿の確認してて、泣いた。

社労士の吉川さんの章のテーマは「鏡」。ネタバレになってしまうので、あまり書けないのですが、自分のやりたいことがみつからない人みたいな人には、ぜひ読んでほしい。もちろん女性にも。いわゆる女性士業特有の悩みと葛藤。それをどう乗り越えたか。そういう話です。著者の金子さんも特に思い入れを持って書いていたみたい。

次は行政書士の川添さん。テーマは「夢を叶える」。夢が育ってかたちになる…これも正直胸熱展開で、私は好きな原稿。小さなころから抱えていた夢ってなんだっけ…そんなちょっとノスタルジックにもなれる章です。

4章は税理士の公門さん。テーマは「天才」。でも、普通の人が考えている「天才」を取り扱った内容とはちょっと違うと思う。「あ、そういう考えの『天才』もあるんだ」そんな感じでご覧ください。それにしても公門さんの戦略はなかなか強かで素晴らしい。

最後は菰田弁護士。おそらく、菰田弁護士の章を原稿にするのが一番難しかったと思う(苦笑)。でも、取材を通してより菰田さんのことを知ることができたし、彼の志っていうのは本当に素晴らしいと思う。ビジネスパートナーだからってわけじゃなく、尊敬する。

実際のところは、ぜひ本を買って読んでほしいです。もちろんノウハウ的なものも含まれますが、彼らの想い。ぜひ共有してほしいと思います。

2月12日(火)、POWERCONTENTSPUBLISHING公式サイトにて発売予定です。
POWERCONTENTSPUBLISHING公式サイト

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