士業とロボット工学三原則 ☆☆☆☆☆(2019年11月21日投稿記事)

【Think more.】士業とロボット工学三原則 ☆☆☆☆☆

諸事情で昨日投稿ができなかったので、今日は2本書きます、横須賀輝尚です。「一度しかない人生」だから好きなようにやりたいことをやるのか、「どうせ死んでしまうのだから」何やっても無駄か、考え方は自由だと思いますが、自分がやったことは死んだ後も残ります。どう残るか、どう残すか。これはサムシング・グレート的な、あるいは生命DNA的な何かです。残すって考え方は。

さて、別に暗い話をしようとか身内に何かあったとか、まったくそういうわけではないのですが😂、最近私のメルマガから四谷会議のサロンメンバーが増えてきたので、見通しみたいな話を少ししようかと。いま、実は社内で「未来予測」を創ろうとかいう話が出ています。士業の未来ですね(コンサルタントも)。

士業もコンサルタントも分けて考えるのがすでに間違っていると思うのですが、未来のひとつの考え方として、法律は時代にまったく追いついていないという事実を認識する必要があります。おっそいの。時代の移り変わりや技術革新の方が圧倒的に早くて、例えば人工知能が暴走して殺人に至った場合、それをどう裁くのか(裁く必要があるのか)とか、法律はまったく想定していません。

まあ、ロボット工学三原則(アイザック・アシモフのSF小説)というのがあって、「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」は守られるように人工知能も考えられるはずですが、均衡が壊れるからこそ面白くなるわけで。完全に余談。

士業の業務メニュー表は、とんでもない昔に考えられたものです。報酬額表なんてものもそう。いまはエクセルのようにきちんと割り切れるほど世界も社会もシンプルではなく、複雑に絡み合っているわけで、そのときに過去の定規で図ろうとしているのが士業の仕事です。だから、境界線を壊していかなければならない。

つまり、従来のメニュー表は、お客のニーズにマッチしないという現象がことごとく起きます。もちろん、全部がミスマッチになることはないでしょうけど、コンテンツ、コンサルティング、コーチング、セミナー、定型業務、これら士業・コンサルタントができることを組み合わせて、商品開発する人が選ばれる時代になります。

実際、LPもコンセプトがきちんとできていて、いわば新しい商品(=顧客のニーズにマッチしている)ものは当たります。いまはただ数値差別化だけしていればいいですけど、数値は競争ですから、いずれ疲弊します。なわけで、新しいビジネスモデル、マネタイズモデル、キャッシュポイントを考えていく必要があります。

…というようなことを見据えて、2006年に「資格起業家になる!」を書いたんですけど、我ながら早すぎました😂

資格起業家になる!
https://www.amazon.co.jp/dp/4534041659/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_PVC1DbB7ZEYKR

※いまなら30円で買えます😂

まあ、noteなら無料で読めますけど。
[https://note.mu/yokosukateruhisa/n/nd9b63df717b5]

混ぜ込んで考えるときがきましたね。

では、いったん仕事に戻りまーす。

https://www.youtube.com/watch?v=zlXxja-qsFk

*四谷会議:”無料”士業・コンサルタントオンラインサロン(横須賀輝尚主宰)


士業・コンサルタントのための無料オンラインサロン四谷会議です。「四谷会議」は、「新しい法律実務家の世界を創る」をミッションに日々活動し、士業の未来研究を行う横須賀輝尚の企画と頭脳、研究結果を公開し、あなたとともに「もっと考える」を身に付けることを目的としたオンラインサロンです。一般的なオンラインサロンと比べるとコミュニケーション性はやや薄め。基本的には横須賀輝尚が考えていることや継続中のプロジェクトの進行を記事で知ることができ、また企画にも参加ができる思考力を深めるためのオンラインサロンです。コンセプトはGet “Think more.”。Facebookグループアカウントがあれば、すぐに無料で入会できます。

横須賀輝尚公式サイトでは、オンラインサロン「四谷会議」会員限定のFacebookグループにて投稿された横須賀輝尚執筆の記事のバックナンバーを公開しています。Facebookグループで投稿され、半年が経過し、横須賀による非公開指定を除くすべての記事を投稿。最新記事は四谷会議Facebookグループ(会費無料)で読むことができます。

※2020年3月現在、450名以上のサロンメンバーが参加されています。

四谷会議の詳細はこちら

Facebookグループにすぐに参加申請する場合はこちら(無料)

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP