「10年分の天才塾メソッドをたった1日で学べるセミナー」を終えて

セミナーを開催することにした背景

もともと天才塾を始めたときは、第1回定例セミナー、第2回定例セミナー、第3回、、と数えていました。心もとないですよね、2回目、3回目とか。第3回とか言いながら「ほんとにこれが続くんだろうか」というような不安も当時はあったりもしました。

第12回となると1年だし、13回だと二年に突入になる。そうしてだんだん26回27回と重ねていったときに、いつかまとめセミナーみたいなものができたらいいな、なんていうのを昔から思っていました。それで、気がついたら10年経っていた。

この10年間、士業に関するマーケティングやいろんなノウハウ、コンテンツを作ってきて、どこかでまとめ作業が必要だなとは思っていました。

もともと今年の当初の予定にはこのセミナーをする予定はなかったんですけど、「気がついたら10年か」と。セミナーを来年やったら11周年になってしまう。11年分よりもやっぱり10年分の方がいいだろう、10年というのはいい節目だということで、急遽挟んだセミナーだったわけです。

私は全国公演を1回休止しました。まあ、勝手に始めて勝手に休止したんですが。今ではもう地方都市では公演をやっていません。最近では天才塾の中で少し出る程度で、セミナーする機会自体もすごく減ってしまいました。今ではレコーディングというか、録音ばかりしています。

10年セミナーの後日談

このセミナーは通称社内では「10年セミナー」と呼んでいたんですが、後日談的な話を。

10年セミナーは、東京と大阪とでそれぞれ開催しました。内容は基本的に同じです。どちらが良かったかというのは特になくて、どちらも特徴を持ったセミナーになりました。私としては、10年分のまとめを東京と大阪でできたというのは、とても良かったなと思っています。

東京の方が私のセミナーという感じで、相変わらず早口で、事例とエッセンスをずっと伝えていったとようなセミナーになりましたが、大阪の方はワークを入れたりして、少し趣向を変えて取り組んだりしました。

2017年は、節目となるいいタイミングだった

ちょうど10年の時にこのセミナーができたということ自体は、凄く良かったなと思っています。それはなぜかというと、やっぱりちょうど節目にある時期だからです。最近始まった「高難度業務研究会」に関しても、かつての天才塾や私の考えでは、なかったわけなんです。

基本的にはマーケティングと、あとコンサルタントになればいいとお伝えしていたのが、高難度業務という概念ができてきて。もちろん実務を勉強することは大事なんですが、そこで変わっていくということは、これまでの士業の流れからするとさらに新しい流れだなと。

そうすると、今後の戦略みたいなものを改めて伝えたほうがいいなと思いましたし、今までのマーケティングのまとめみたいなこともしたほうがいいんじゃないかなと。そいうわけで、セミナーを企画しました。ですから聞いていただいた方は「なるほど、今後10年はこんな風にしていけばいいんだ」と思っていただけたのではないかと思います。

マーケティングの中でも非常に変化が著しいものもあれば、全然変わってないマーケティングもあります。そういう意味では、聞いていただいた方は、今後いろんな士業のビジネスを取り組みやすくなったのではないかなと思います。

なぜ1日集中セミナーにしたのか

本来であれば、2日間くらいでやる内容だったんです。しかしやっぱり2日間は辛いだろうと。長くても1日でやってしまった方がいいんじゃないかということで、9時半から19時までというとんでもない長丁場になりました。でも、聞くと意外とあっという間に終わってしまうので。

もともとこのセミナーは「わざと長くした」というところがあって。2日間だと、長い短いというところよりも、スケジュールの調整が大変だろうと。1日だったら何とか時間が取れるかな、ということで1日にしたんですね。

そしてもう一つの理由は、勉強を長時間するという習慣がないこと。だんだんみんな長時間セミナーを受けるのが辛くなってきている。昔は1日セミナーをするとみなさん参加してくださってたんですが、ここ最近は1日セミナーすると言うと「長い」「そんなに時間割けない」みたいなことを言われることが、ちらほら増えてきてしまいました。

それは確かに現代人がそういう生き方をしているのと同時に、やっぱり長時間学ぶということが辛くなってきたんだろうなと。「だったら長時間学べる人は当然成功するだろう」ということで長いセミナーにしたわけです。

中には、やっぱり予定があるとか急用があるとかで退出された方もいましたが、ただこれまでの10年間がまとまったし今後の10年も見えたと思うので、これ自体は本当にやって良かったと思います。

天才塾の今後の在り方について

セミナーを終えて、参加してくださった方からは「1年に1回やってください」みたいな声なんかもいただきましたが、もうやりません(笑)実際案内文にも書きましたし、10年分なので次やるとしたらまた10年後ということで。

これは天才塾が終わったということではなく、1つの役割を終えて次に出る瞬間なんだということです。確立されたメソッドがあるので、あとはどう実践するか。実践するための場所として、天才塾があるというようになっていけばいいのかなと考えています。

横須賀輝尚

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