自動化しやすい職業の3要件 ☆☆☆☆☆(2019年12月27日投稿記事)

【Think more.】自動化しやすい職業の3要件 ☆☆☆☆☆

年末滑り込みでYouTubeチャンネル登録者数5000名突破しました横須賀輝尚です。

https://youtu.be/SQkw2yXNw_0

今年はどんな年だったか?の問いにはいろんな答え方がありますが、2019年のコンテンツは小堺さんイヤーだったとも言えます。本物しか残らないこれからの世界に、誰から学ぶかといえば、本物からしかありません。

さて、人工知能時代になくなる仕事の筆頭に挙げられる我々士業ですが、人工知能に関してはこんな記事が有名です。

AIが侵食、日本の労働人口49%代替予測 「熟練者の勘」必要性乏しく
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190218/bsm1902180500016-n1.htm 

あ、有名なのは記事じゃなくて、2015年に野村総研とオックスフォード大学が出した研究結果のことです。2035年には、ほぼ半分の49%の労働人口が、AIにとって変わり、失われるという予測です。ただ、これだけ見るとヤバッとなりますが、実はこの研究は主観に基づいているものも多く、「あくまで技術的な代替性の可能性を示したもの」で、労働人口の推移とかと綿密に照らし合わせて出した統計データとかではないんです。

野村総研の上級コンサルタントの上田恵陶奈氏は、「自動化しやすい職業」の特徴を次のように掲げています。
(1)創造性が不要、(2)ソーシャルインテリジェンスが不要、(3)臨機応変な対応が不要で、マニュアルに記載できるような定型業務であること、とこの3つなんですが、この定義すらまだ粗い。ソーシャルインテリジェンスってなんだよ。※他者とのかかわり合いのことです。交渉とか説得とか。

ということは、まあ粗い研究なので、気にする必要はないですが、楽観していいわけでもないので、この逆を行けばいいわけです。

(1)創造性のある仕事をする
(2)人間とコミュニケーションが必要な仕事をする
(3)マニュアル化できない職人芸的な仕事をする

ほら、これって高難度業務でしょ?いままでの実務家ではわからない高度複雑化した案件は創造性が必要。当然、コミュニケーション能力も要る。で、そんな職人芸、誰にも真似できないってことで。士業の定型業務はまさにこの「自動化しやすい職業」の特徴を埋めてます。目指すのは効率化じゃないんです。そういうこと。

では、仕事に戻りまーす。

※年末年始でも記事は投稿しようと思ってますけど、誰か読んでいいね!押してくれる人、いるんだろうか🤔

*四谷会議:”無料”士業・コンサルタントオンラインサロン(横須賀輝尚主宰)


士業・コンサルタントのための無料オンラインサロン四谷会議です。「四谷会議」は、「新しい法律実務家の世界を創る」をミッションに日々活動し、士業の未来研究を行う横須賀輝尚の企画と頭脳、研究結果を公開し、あなたとともに「もっと考える」を身に付けることを目的としたオンラインサロンです。一般的なオンラインサロンと比べるとコミュニケーション性はやや薄め。基本的には横須賀輝尚が考えていることや継続中のプロジェクトの進行を記事で知ることができ、また企画にも参加ができる思考力を深めるためのオンラインサロンです。コンセプトはGet “Think more.”。Facebookグループアカウントがあれば、すぐに無料で入会できます。

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