こういうときは、合理性が勝つ。☆☆☆☆☆(2020年4月1日投稿記事)

【Think more.】こういうときは、合理性が勝つ。☆☆☆☆☆

「あつまれどうぶつの森」の正式略称が「あつ森」なのか「どう森」なのか「ぶつ森」なのかわからない初心者横須賀輝尚です。そういえば、zoomも独学でやっているので、イントネーションがわかりません。定着するまでは変なイントネーションで話すかもです。まあ、埼玉県北部出身者は変なイントネーションで話すんだよね←
さて、コロナ騒動が日常の景色となったいま、企業に様々な変化が出ています。ちょっと概念的な話です。これまで、AIで仕事がなくなるとか、「おもてなし」の部分はなくすことができないと言われてきました。いやいや、人間にしかできないことってあるんだよ、と。ところが、その様相は変わってきます。
外圧がない場合、人は変化を嫌います。脳がそもそも変化を嫌うようにできているってヤツです。いまの状態は生きているわけで、変化があるということは危険が増えるかもしれない。人間の脳はそうできてます。自分の命を守るためにね。だから、やるかやらないかの判断のとき、やらない判断ってのはものすごく簡単なんです。やーめた、ってのはとっても簡単。これを変えるのが外圧、別の言い方をすると第三者要因です。例えば、私のリストラがそれ。
四谷会議のサロンメンバーの中で、まさか「おかぼく」を読んだことのない不届き者はいないと思いますが😇、私は新卒で入ったベンチャー企業に1ヶ月でリストラされてます。それで独立したわけですが、リストラされてなかったら、たぶん独立してないです。いまも口だけは上手いサラリーマンやってたと思います。「いまどき起業なんてバカげてる」みたいな。普通に考えれば、独立なんてそんなものです。まあ、またいまは空気違いますけど。
この外圧があったからこそ、無理矢理にでも変えることができた。そう言い換えても問題ない。そのくらい人って変われないんです。で、このコロナ騒動よ。どんな外圧が起きているかというと、「時短」「テレワーク」これ。いま、テレワークだけでなく不要不急の外出を自粛され、営業時間を短くする会社も出てます。ソフトバンクショップとかドコモショップとかは16:00に閉店してます。
時短、テレワークになれば、変化が起きます。例えば庶務的な仕事。あれ、お茶を入れてくれる人がいない。来客があるのに、ちゃんとお茶を出さなければ…普段ならこうです。でも、いまはコロナという外圧があるので「ペットボトルでよろしいですか?」といえば、相手も「こんなときですから、お気になさらずに」みたいになる。そうすると、「あれ?お茶って出さなくても成立するの?」という新しい概念が出てきます。そうすると、あれもこれもなくても成立するんじゃ?という考え方に変わってきます。
そして、変化のあとは案外快適。変化という恐怖を乗り越えると、あれ?大したことじゃなかったな。案外いけるんじゃんとほかの「無駄」カットに走ります。そうなれば、より大きな削減、カットを考えます。打ち合わせもzoomで良いのではないか?もはや通勤も不要なのではないか?と。
「どうしてもあの人がいないと成立しない」「どうしてもこの仕事がないと仕事はできない」なんてこと、あると思いますが、案外ないならないでなんとかなるものです。外圧がない場合は、これらを動かす強制力は働かないのですが、いまはコロナという外圧があるので、そういう意味では史上最強に生産性が上がっているといえます。
AIがどうとか、実は根本的にはあまり重要ではなく、「人の意識が変わったとき」に変化が訪れます。外圧があるときに、大きな変化が起こる。そして、コロナ騒動は長期化するという前提に立てば、より不要なものがカットされます。こういうときは、情緒よりも合理性が勝ちます。だって外圧によって追い込まれてるからね。
そういうわけで、社労士の人、これから人員整理や時短、給与カット、手当の変更など削減系の仕事が増えますよ。いま増えてなくても、潜在的に企業が気づき始めている状況です。だからこそ、替えのきかない存在にならないとね。
「うちの顧問契約、いらなくね?」って言われないように。
では、仕事に戻りまーす。

全文無料公開「お母さん、明日からぼくの会社はなくなります」(名著)
https://note.com/yokosukateruhisa/n/n46f6452b743c

*四谷会議:”無料”士業・コンサルタントオンラインサロン(横須賀輝尚主宰)


士業・コンサルタントのための無料オンラインサロン四谷会議です。「四谷会議」は、「新しい法律実務家の世界を創る」をミッションに日々活動し、士業の未来研究を行う横須賀輝尚の企画と頭脳、研究結果を公開し、あなたとともに「もっと考える」を身に付けることを目的としたオンラインサロンです。一般的なオンラインサロンと比べるとコミュニケーション性はやや薄め。基本的には横須賀輝尚が考えていることや継続中のプロジェクトの進行を記事で知ることができ、また企画にも参加ができる思考力を深めるためのオンラインサロンです。コンセプトはGet “Think more.”。Facebookグループアカウントがあれば、すぐに無料で入会できます。

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