開業当初、アルバイトをするか悩んだ話

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23歳で行政書士として開業した当初、資金も仕事もない状況で、アルバイトをするかどうか真剣に悩んだことがありました。

開業したばかりの頃は、とにかくお金がありませんでした。開業資金もほとんどなく、仕事の依頼も当然ゼロ。こんな状況で、アルバイトをして生活費を稼ぐか、それとも『開業一本』に絞って頑張るか、頭の中で何度も考えました。
23歳という年齢もあって、アルバイトをしていても周りからの違和感は少ないだろうし、『別にやってもいいかな』という気持ちもありました。それに、働いた分だけ確実にお金が入ってくるアルバイトは、当時の私にはとても魅力的に見えたのも事実です。
ただ一方で、『アルバイトをしてしまったら、そこで安心してしまうのではないか』という恐れもありました。お金の不安がある状態での開業は、精神的に厳しいものがありますが、逆にその状況だからこそ必死に動けるのではないかとも思ったんです。
結局、私はアルバイトをするかしないかの瀬戸際で何度も迷い、アルバイトに申し込んでは直前で辞退する、ということを繰り返しました。精神的にはかなり不安定でしたが、最終的には『やるしかない』という覚悟だけは持ち続けました。

結果的に私は、アルバイトをせずにギリギリの生活を続けながら開業を軌道に乗せました。ただ、正直なところ、この方法はあまりおすすめできません。精神的にも経済的にも余裕がなくなると、余計な不安や焦りが生まれてしまうからです。
もし私がもう一度当時に戻れるなら、最低限の開業資金や生活費はしっかりと確保してからスタートしたと思います。その方が精神衛生上も健全ですし、冷静に仕事に取り組めるはずです。
ただし、これはあくまで私の経験であって、絶対にアルバイトがダメというわけではありません。人によって性格や状況は異なります。『アルバイトで生活の安定を確保してから開業する方が合っている』という人もいれば、『ギリギリまで追い込まれないと動けない』という人もいるでしょう。
私の場合は後者で、『もう後がない』という状態が自分を動かす原動力になりました。しかし、これは自分の性格に合っていただけで、すべての人に当てはまるわけではありません。大事なのは、自分の性格や状況ときちんと向き合い、『自分に合った方法』を選ぶことです。
特に、開業当初は不安や迷いが多くなりがちです。そのときにどう判断するかが、その後の経営や仕事のスタイルに大きく影響します。もし今、アルバイトをするかどうか、兼業にするかどうか悩んでいる人がいるなら、まずは自分自身の性格や状況を冷静に見つめてみることをおすすめします。
自分一人では判断が難しい場合は、信頼できる人に相談するのも一つの方法です。私自身も、これまでの経験から『自分はどうすべきか』と悩んでいる人に向けた相談を受けることがあります。無料相談でも何でも、気軽に聞いてもらえればいいと思います。
開業に正解はありませんし、どんな道を選んでも、最後は自分の覚悟次第です。私がこの経験から学んだのは、『絶対にやる』という覚悟を持つことの大切さ。そして、その覚悟があれば、どんな状況でも道は切り開けるということです。

というご要望に応えて、LEGALBACKS入会を検討している方に対して、45分の初回無料相談を実施することにしました。真剣に士業として自分なりに成功したい。そういう方のお申し込み、お待ちしております。